2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

人に二心はない、はずだ。

我慢をしている。向くべき心を押しつけて。 だが所詮は我慢。我慢は力で為すもの。己の心を力で押しつけるもの。それを解放すれば俺自身の破滅に繋がることだって分かっている。それでも心は向く。 虚無の現状が、向かせる。 心はひとつだ。心臓と同じ数。卑…

生死の葛藤、その最中の映画体験など。

俺が死んでも、俺は死んだんじゃない。俺は死んでいたんだ。完全に。殺されていた。だとしても、その事実を認めないために、認めたくないために、脱出しようとは何度も試みたが、身体が耐えられなかっただけのことさ。精神の死に、ようやく身体が追いついた…

ホワイト・ジャズ。

ワーナー・ブラザーズさんのご招待で、「シリアナ」試写へ。 アメリカの石油業界、アラブ某国の王族、イスラム原理主義のテロリスト。これらが全て単独では機能し得ない癒着のもとにあることを告発した劇映画。劇映画と言ったのは、かつてこうした癒着は、「…

狂気の意識の流れ、その筆録。

いつもの無意味な彷徨、不毛の独歩。その課程で湧いた思念を書き留める。全ては、俺が機械となるために。俺の意識が、機械に乗り移るように。以下、その結果・・・。 生まれては死んでいく流れに、乗せられちまっている。一人ひとりが、水の分子の一粒みたい…

孤独→崇高=低俗、そのRUMBLE。

行くべき所などどこにもない俺は、いつもの暗闇へ。そこに待っていた「ロード・オブ・ウォー/史上最強の武器商人と呼ばれた男」は、話はタイトル通り。随所に時事ネタを織り込み、主人公が暗躍した80年代後半〜現在までの世界情勢からもその姿をあぶり出そ…

休みは癒しにならない。もちろん表現ではないクソ労働も。

渋谷のシネマライズへ、「ロード・オブ・ドッグタウン」行こうと思っていたけど、直前で「ダウン・イン・ザ・バレー」行ったよ。「〜ドッグタウン」は、スケボーカルチャー的には一足先に公開されているドキュメンタリー版の方が気になるな。確かにデヴィッ…

甘い初夢。そして・・・、

かつてゆきずりにセックスしただけの女との再会。その女に発見する新しい魅力。新しいセックス。新しく感じ始める愛。初夢はそんな夢だった。俺にも立ち帰るべき場所がある、そんな安堵、かつて愛したひとを、時間の隔たりがあっても同じ様に愛せた喜び、俺…