2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

じじいのファックの気合い。

P2さんにご招待頂き、「世界最速のインディアン」試写へ。 62歳にしてバイクで世界記録をうち立てたという、ニュージーランドのオッサンの実話の映画化。監督がリメイク版「ゲッタウェイ」のロジャー・ドナルドソンなんで、どんな話なのか気になったんだ。で…

本当の哀しさは灰色じゃない。

ワーナー・ブラザーズさんにご招待頂き、「スキャナー・ダークリー」試写へ。冒頭からブッ飛ぶ。映画とは、SFとは正に“画”の力であることを改めて思い知らされる。といっても極力SF的なガジェットを廃した、“SFらしくないSF”だ。ではなぜそこまでインパクト…

本の逆襲。

積もりに積もった本についての雑感を。「白き旅立ち」渡辺淳一 吉原、女郎。疲弊しきって、明治には偏見も多かったであろう、その身を腑分け(献体)へ。しかもその志願解剖第一号。このような人が創作の部分も含めても実在したとはにわかに信じがたい。当時…

ブライス・ダラス・ハワードという微妙。

ワーナー・ブラザーズさんにご招待頂き、「レディ・イン・ザ・ウォーター」試写へ。出世作「シックス・センス」に端を発する慣習だが、シャマラン作品を観賞する時、オチの予測というのが一つの楽しみ方となっていることに、異議を唱える奴はあまりいないと…

夏が死なない為の生贄。

とはいえ、こいつら(映画)、いくら殺しても、殺しても、殺し足りねぇ。だが俺はまだ夏が終わったことを信じない。だから、念入りに。 一本目は「ディセント」へ。この監督、ニール・マーシャルの前作、狼男版「死霊のはらわた」とも言うべき「ドッグ・ソル…