2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

下ネタに代表される、視覚の説得力つながり。

東芝エンタテインメントさんにご招待頂き、「蟲師(むしし)」試写へ。俺は原作のことは良く知らない。それでも大友監督が、自らの企画は多くあるだろうにもかかわらず、敢えて他人の原作作品を、しかも実写でやろうと思ったのか?という動機が知りたかった…

アフリカを汚した奴らの正体。

ワーナー・ブラザーズさんのご招待で、「ブラッド・ダイヤモンド」試写へ。 立て続けに公開されるディカプリオ作品の第二弾。最近はいい仕事の選び方をしていると思うが、まだまだ日本では正当に評価されているとは言い難い。しかし、今回はルックス的にも一…

(以下の文章で本書の結末や細部について触れています。ご注意下さい。)

←なんて事を書くまでもなくトンプスンとチンポのイメージは密接で、ただ、こう書くとお定まりの男根主義の様なものかと誤解されるかも知れないが、そうではない。「残酷な夜」(「サヴェッジ・ナイト」)の主人公は最愛の女に斬り刻まれ、自身がペニスの様な…

Nothing inside Me。

ジム・トンプスン著、「失われた男」読了。馳星周が、「ホワイト・ジャズ」の解説で、エルロイ作品は特別で〜云々という様な事を書いていた気がしたが、俺にとってはトンプスンについて書くときその気持ちが解る。それほどトンプスンは特別だ。同じ様に感じ…

正月早々、本棚が崩れてきた。

雪崩なんてもんじゃない。四日かけて這い出して、本のことを書かないから罰が当たったと思い書いている。初夢は、まだ見ない。映画もまだ観ないようにしよう。 ジャック・ケッチャム著、「隣の家の少女」読了。スティーヴン・キングが解説を書いている。キン…