2009-01-01から1年間の記事一覧

結局、ピーター・ジャクソンが一番重要なわけ。

もちろんそれは、「ラブリー・ボーン」のプロデュースをスピルバーグに任せ、「アバター」の特殊効果を自社のWETAに受注させ、果てはギレルモ・デル・トロに自分の仕事(「ロード・オブ・ザ・リング」)を引き継がせるという快挙のことでもあるが、それには…

ブリタニー・マーフィは完成した。他。

実は人間は誰もが“ブロブ”のように不定形である。常に変動してゆく、あるかなしかの骨格に、表面としての軟体物が絡み合っているだけの存在に過ぎない。人間に潜む“美”というものが、もし本当にあるとするならば、これらの常にグニャグニャと動き回っている…

死んだ花には、水よりいいもんがある。etc.

そりゃもちろん、酒を呉れてやる方が確実にいい。真に生きている奴は、他に発散や癒しを与えてくれる存在があるはずだし、日常的に酒など必要としない。生命としての隘路に入り込まなかった生の土壌には養分が行き渡っているので、それが花なら太陽と水があ…

「水嶋ヒロ=イチハシ」的なる笑い(世界の解釈法)。

「水嶋ヒロ=イチハシ」説というのがある。別に逮捕をきっかけに盛り上がったものではなく、逃亡中から俺が個人的にず〜っと周囲に主張してきた説である。だから周囲の人は当然知っているが、別に俺がこの両者を似ているとも、イチハシなる者がイケメンだと…

また一本、俺に刺さった(間接的な殺人の告白)。

それは墓標なのだが、それはつまり俺のことでもある。俺は俺が生きることで、俺の周囲の死んだ人を俺の中に生かし続けるという墓標なのだから。俺としての、俺のための生より、その思いは年々強くなり、いつかこの思いについての思考の集積を書かねばならな…

主体性のないババアは、スクリーンからの流れ弾を食らえ。

アクションやホラー映画の映画館での鑑賞において、個人的に知り合いではなくても場を共にする年配の女性は、観察していると、残虐な流血場面であろうが苛烈な暴力描写であろうが全く臆せず、菓子などをモリモリ食われている方がたまにいる。そうした年配の…

リアル変質者に備えた訓練の必要性(ガキ限定)。

俺は基本的に子供に興味が全くない。それは俺自身がおそらく子供であるためなのだが、その細かい原因はさておき、相手が子供というだけで無条件に相好を崩す愚かな本能は持ち合わせていないので、特にブサイクな子供には無関心である。だからといって別段美…

アイドル本来の法則について、++。

そもそもジャンルとして、「芸能人のおめでた」というニュース種別が出来ていること自体が問題なのだよ。“芸能人”と“アイドル”や“スター”が同義ならば、その道を選んだ時点で、そいつは人類ではなく“芸能人”という種族として、“人類”というつまらんカテゴリ…

「てめえ、殺すぞこの野郎!」って発言。

字面だけ見ると不穏だが、俺はあんまり言葉の暴力とは思わない。仮に言葉の暴力でも、現実の暴力が表向きは封じられているように見せかけてるだけの嘘臭い世界で使われる分には、却って欺瞞がないし、普通の言葉のやり取りとしても内容が直截で、むしろ好き…

川が涸れたら、Pissed offまで飲み垂れ流せ。

以前ここで、血液から赤血球が除去されたものが涙腺から流れ出すので、「涙は結局血であるのだ」ということを、知った驚きとともに記したことがある。だが実際の俺に涙や、それを流させる感情は今や非常に衰弱しているので、映画や読書を通して涙する以外は…

死体とウンコの分水嶺について、など。

例えば、よく行くファストフードのカウンターにいる女の子が可愛い。心が死んでいるのでそんな陳腐なシチュエーションしか思いつかないが、もしそこで本当に惚れてしまったとすればどうするか。それには彼女が死体になってる様を想像し、その死体が解剖され…

武士などどこにもいない、という事実。

当たり前だが、病んでいる時こそ、思索を深める好機だ。加えて、病んでいると外出も控えがちになり孤独に陥るので、さらに思索を深める好機に恵まれていると言える。だからこの贅沢な時間を使って、山積みになっていた調べようとしていたことや、知りたかっ…

性的越境への誘い、その可能性などについて。

ケツの穴は、「だいたいあと一ヶ月」様子を見るのが妥当だそうだ。医者は俺の肛門を観察するなり、「あぁ、キレイですねぇ…。」とAV男優のような言葉を吐き、続けてそう述べた。確かに傷跡も消えてはいるだろうが、せっかく前回よりも美人のナースに丁寧に剃…

夏、ガキどもに見える世界の歪みの遠因。等。

この時期、肌の露出がコケットリーだと勘違いする女のガキが増殖するのが鬱陶しい。俺はガキに欲情できるほどヤワなセクシャリティの持ち主ではないので、ガキの未成熟な肌の露出など、単純に見ていて不快なのだ。何より大人のそれと違い、露出すれば異性の…

7/27、18:30、虹。+α

生まれて初めてフルスケールで虹を見る。そこそこ近くにあるように見え、空を覆うそのカーブを実際にくぐれそうなので、反対側から見てみたいと思って近づこうとするが、近づいたと思った距離を歩んだ時には、その見上げた角度からは、既に虹は見えないもの…

君は“海をこえてやってきた不死身の男”を見たか。

当時3、4歳だった俺にとっての最も古い“テレビCM”体験として、かつて色々な人間にその話をしたが、誰一人として共感も理解も得られなかった件がある。要するに俺がその話を振った人間が、単にその商品を知らなかっただけだが、なぜ強烈に記憶し続けているか…

美醜なんぞどうでもいいんだよ。

俺を古くから知る奴ほど、俺が女に対して面食いだと思っているらしい。実際鑑定する立場としての視点ではそうした部分もあるため、俺もかつてはそれを認め、「愛しのローズマリー」のジャック・ブラックのように、私生活もそのままかのように烙印に甘んじて…

退院後、偏愛者の煩悶。他。

一応退院し、術後の経過はウンコの時も痛みがないので、主観的には良好なのだろうか。ケツの穴を鏡に映して観察してもいいが、恐ろしいものを見てしまいそうなので今のところは、やめとく。それより酒が飲めないので、暑さもあって飲料は炭酸系メインになっ…

異音の正体(名称募集中)。等々。

セックスの時、マンコに空気が入り、「ブボッ!」と屁のような音を立てることがある。そう、貴明が昔「オナラじゃないのよ!」とネタにしていた、あの現象だ。 この現象に付けられた名はあるのか、俺は今まで出来る限り、男女や出身地の別なく聞いて、その情…

私は如何にして新聞購読を止めてテレビも嫌悪するようになったか、他

ところで、新聞を読むのを止めて十年ほど経過するが、これは実家を出て狂った女と生活するようになった事と軌を一にする。その代わりはテレビのニュースが果たしてくれていたので別に不便は感じなかった。 そして現在、テレビの視聴も止めて五年ほど経過する…

二度目のアナル切開を前にした逡巡など。

身辺整理を済ませ、入院および手術を決め、期日までに一月を切る。ところが不自由ではあっても不安ではないのだ。それには、病院で何をされるか?が分かっているのと、現実の生活で特に痛みを伴わない点が大きく作用している。痛みがないからには生きている…

代わりに置いてはいけないモノ。

俺が昔からほぼアレルギーのような、“アイドル体質”である事は、実際に俺を知る人間ならばそこそこ知るところだと思う(最も重篤な時期は高校時代)。というのも、別に隠しているわけではないが、ある意味自重しているからだ。ある病気を治す(気を逸らす)…

内側を探って転写できる事、他。

折に触れ、色々無駄な事を書き連ねているように見えるのも、実はあまり主張しているのでも、誰かに語りかけたいからでもない。俺は俺の思考を可能な限り、“こちら側”に転写しているだけに過ぎない。主張や語りかけは答えを外に求めようとする行為なので、そ…

“ふりだし”で得た感覚と、観た真実。

自信喪失と疑心暗鬼に固められて身動きの取れないまま、そうした鎧に閉じ込められた俺の選択力、決断力は共にどんどん弱まっている。よって、この境涯は、自ら妥協の果てに選び取った産物だったとしても、その細かな決断時に残った疑問が蓄積し、いつしか思…

“俺・イズ・バーニング”なんて望まねぇが…。

よく近くを通る日比谷公園で、先日焼身自殺があったようだ。いつも思うけど、死ぬなら少しでも楽な方法をいくらでも選べるはずなのに、なぜこんな恐ろしい方法を選ぶのか、焼身自殺をする人間の気が知れない。ベトナム戦争に抗議した僧侶は、その死の苛烈さ…

ウンスジ(?)が作るロールシャッハ。

俺は未だにオムツのようなものをしている。別に失禁するせいじゃない。痔の傷が手術後も完全に塞がっておらず、常に傷が傷汁(きずじる)を滲出させているので、下着を汚さないためと、塗布する注入軟膏を定着させるためだ。ケツに生理用品のような綿入りガ…

今際の際の問いに、果たせぬ不動のアンサー。

「今何をしたい?」あるいは「死ぬ前に絶対しておきたいことは?」誰が誰にでも問う軽い問いに、俺は死ぬまで変わらずこう答えるだろう一言がある。「愛のあるセックスがしたい」と。なぜなら、俺にはもう二度と、そんなことは出来ない予感があるからだ。は…

思考の流れの記録と雑感の殴り書き。

この場は何かの表明や表現のための場ではなく、全てを記録し、全てをさらけ出すために作られた場所だ。だから、時期はバラバラでも手帳に走り書きしているようなものがあれば、始めた頃は随時上げていた。スクラップを整理している時に印象的な走り書きを発…

知ってから吐くのが“言葉”だったよな、確か。

少し前、知的障害者をガキどもが集団で公園などで狙いをつけ、痛いかどうかいちいち聞きながら、そのリアクションを見て面白半分に集団暴行を働いていた、極めてイタイ事件があった。ガキどもは知的障害者を、さも身体障害者のように略称し、狙ってたらしい…

控訴取り下げ、再手術確定、とか。

それは俺が入院した、千葉県随一の肛門科を持つ(と自己申告している)、病院で施術後、確定申告や医療費控除の関係で必要な書類を医者に発行してもらいに、イレギュラーで普段行かない曜日に病院を訪れたことが発端だった。要領を得ない上、顔も見知らぬバ…