散歩、サマリア、また邂逅。

 終わる前に行ったよ、サマリア。期待していたんだけどな。「悪い男」が俺の去年のベスト3位だったから。「春夏秋冬そして春」は、何か高尚そうな上、暴力がない感じなのであえて観ていない。んで今回も、暴力は少な目で、描写もリアリティが薄い気が。さらにラストの投げっぷりがもったいない感じだ。「悪い男」のように、これは寓話なんですよ、と言うようなラストの象徴性がないんだね。ホント投げっぱなし。かといってエロでも不道徳でもないのが中途半端。主役の少女たちに頼りすぎだね。

 帰り道、恵比寿の「揚州商人」で上海焼きそばとミニチャーハンのセット。頼んでいる間に、サンダルはいている俺の足の上をゴキブリが横切っていった・・・!こっちの方が映画より衝撃だよ。味はなかなか、ってフォローになってねぇかも知れないが、次は黒酢チャーハン頼んでみよう。
 さらに帰途、知人のカメラマンKくん夫妻とバッタリと。俺は運動で長距離歩いているので、よそ見していないし、悪鬼の形相で高速歩行している。だから最初声かけられてもなかなか気づかないんだよね。詩の構想も練っているし。なもんでやっと気づいたときにはかなり引いているのが目に見えて分かった。でもしょうがねぇな。
 帰宅後、CD-Rの機能チェック中に、楽天フリマで注文していたエルモア・レナードの「バンディッツ」と「フリーキー・ディーキー」到着。これでレナード邦訳はあと二冊。読むのが楽しみだ。といっても私的な取材のためだが。
 明日からクソ仕事。しかも異動がある。どうなることやら。サマリア [DVD]悪い男 [DVD]春夏秋冬そして春 [DVD]バンディッツフリーキー・ディーキー