2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

スーパーマンは帰ってきた。では、正義は?

ワーナー・ブラザーズさんのご招待で「スーパーマン・リターンズ」試写へ。これは観て驚くほどの、かなりちゃんとした続きなんで、前のシリーズ押さえてないと辛いかも知れない。 中学生のときに「ロボコップ」と迷った挙げ句、悪名高い「スーパーマン4・最…

泣いてはいけない理由。

俺さ、涙の水分が血液から来てるってこと、今更ながら初めて知ったんだ。それから、なぜ泣いてはいけないかの意味も、少しだけ解った気がしたんだ。だから、涙を流すことは心が血を流していることに他ならないんだって。だから人は本能的に涙を流している人…

映画のお小言、でもただの殺戮。

一観客として例のごとく、死ぬまで続く巡礼へ。 一本目、「ウルトラヴァイオレット」へ。「マトリックス」チルドレンでありながら、そのオリジナリティ溢れる暴力描写が衝撃的だった、カート・ウィマー監督の前作「リベリオン」。それを超えるものが観られる…

ひさびさの試写は・・・。

20世紀FOXさんのご招待で、「X-MEN ファイナル・ディシジョン」へ。監督交代で、前二作の雰囲気が損なわれないか心配していたが、新キャラ大量投入にもかかわらず、そんなことはなかったな。どうせなら俺の好きな原作キャラ、ガンビットも出して欲しかったけ…

良書と出会う快楽、そして・・・?

滝本誠著「渋く、薄汚れ。ノワール・ジャンルの快楽」読了。自分がこのような狂気に満ちた悲喜劇と孤独を経なければ、漠然と予感していただけに過ぎなかった、人間と世界の実相(誰も彼も信ずるに足らず、裏切り合うだけの世界)について、これほど強い確信…

一月前の溜まった排泄。

先月は体調不良と不作により二本。 まず一本目、リュック・ベッソンの純粋な新作「アンジェラ」。良くできた小品だけど、あまり性的でない主演女優故、俺は逆に欲情したな。とはいえ、ベッソン作品のヒロインに欲情することは俺にしてみれば極めて希だ。こい…